horusleatherのレザークラフト

沖縄★ホルスレザーの革と戯れる日記

ウォレットのカードポケットは右に在るべきか左に在るべきか?

 

ハイサイぐすーよー。

クレバやいびーん!!

 

沖縄の方言での挨拶です(^^)

 

最近いつも頭の中でずーっと財布の事を考えています。

 

二つ折り長財布はどんなデザインの財布が使いやすく、使って貰える方がワクワクするのか。。です★

 

いろいろな形の財布がありますが。

とりあえず、1番定番中の定番★二つ折り長財布に着目しています。

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一般の人だとラウンドジップの財布が定番だと思う人もいるでしょう。

ですが財布の原点は二つ折りのシンプルな長財布ですよね!

 

ラウンドジップは実はまだまだ歴史が新しいです。

 

ですが、ラウンドジップの財布を開発した人は天才だと思います。今では当たり前の様に殆どの人がラウンドジップウォレットを使ってますしね(^^)

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ラウンドジップは人気ですけど、二つ折り長財布はブランドにとって必要不可欠です。

 

んで考えてる事がタイトルの通り。

小銭入れは右にあってカードポケットは左側?

 

それとも右にカードポケット左に小銭入れなのか。 なんだか分かりづらくて頭がごちゃっとしてきます💦💦

 

いろいろな革職人さんの二つ折りを見ていると、様々でどれが正解なのか。。正解はないのか。。。

 

考えれば考えるほど四六時中考えてます。

ですが、自分と同じ疑問を持っている人に読んで貰えると嬉しいです。

 

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まず、財布は殆ど右利きの人用に作られていると言う事!

その場合レジなどで左手にもって右手でポイントカードやお札&小銭を出します。

 

でも右手でお財布をもって、広げて左手でお札や小銭などを出す人も居るし、そこに使いにくさや違和感が有るのではないか。 まったく気にならないよ\(^ω^)/と言う人もいると思います。

 

でも!でもですよ!

人は千差万別ですよね、使い難いとか違和感があるなと感じる人は居るはずです。

 

なので、どちら側にカードポケットや小銭入れが付いているのかで使い易さが変わるはず、

 

財布は魔法ですね(^^)

 

とりあえず何が答えかわからないので、ハイブランドの海外の革職人さんはどんな財布か見てみましたっ!

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先程も載せましたがこの財布は1913年創業イタリアのプラダです。

 

プラダの二つ折りは右側にカードポケット左側に小銭入れです。

 

なので左手で持って右手で支払う事をイメージした財布👛

 

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こちらは1837年創業フランスのエルメス

本当に素晴らしい技法の数々だと思います。

 

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エルメスも左小銭入れで右がカードポケットですね!

でも右側のカードポケットにお札収納スペースを作っている。という事は片手だけで財布を開いて、利き手で支払うのは使い難いはず!

言いたい事伝わり難いかも知れませんが、両手を使わないと使い易さに違和感がある財布にしています。

まさに常識に囚われない作りです。

 

でもこれ物凄く計算されていて両手を使わないといけないけど、左利きの人でも使い易い財布にしているんです! エルメスの職人の力量が分かるお財布ですね。

 

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これ一枚しか無いんですけど、どこのブランドか分かりますか??

 

言わずと知れた最強ブランド。1854年創業フランスのルイ ヴィトンです!

 

ヴィトンも左小銭入れ右カードの左で持って右手で完結出来る財布に仕上げています。

 

小銭入れの上にもカードポケットがあって、カードをたくさん収納できる様にしています!

お客さんの声に応えた感じしますね。

 

次にこちらf:id:horusleather-official:20180730212029j:plain

 

1847年創業フランスのカルティエ

 

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こちらも左で持って右手で支払い完結。

 

こちらは1895年創業フランスのベルルッティ

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財布の銀面側に謎のエングレイブを施してあり、そのメッセージは分からないそうで、恋人に宛てた手紙とか色々な噂のあるお財布f:id:horusleather-official:20180730212549j:plain

 

こっちも左側小銭入れ右側にカード。。

 

この事を踏まえて今回ホルスレザーの財布は左手で持って右手でお支払いをし、完結できる二つ折り長財布を製作する事をしつつ、更に使い易い財布作りを心掛けます。

 

なんだ!パクリかと思った方います?

そうでは無いんですよ。

初老からやっている革製品のブランドは世界でもトップレベルの職人が集まって切磋琢磨しています。

トップレベルの革職人から学ぶ事は大事です。

 

木を見て森を見ないのと同じ。

自分が凄いと勘違いしている個人経営の革職人はそこで満足してそこから成長は無いと思います!

 

常に初心の気持ちを忘れずにワクワクする情熱を持った素晴らしい革職人を目指し頑張りますm(_ _)m

 

 

ところでハイブランドを見ていて思ったのが、外装にブランドらしさを出した商品が多い気がします。

しかもさり気無く高級感を保ったままアピールしている。凄いレベルですね★

 

ショッピングサイト

https://horusleather.official.ec/

インスタグラム

https://www.instagram.com/horusleather666/

 

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